宗家 金澤弘和 (1931~2019)
金澤 弘和(十段、Hirokazu Kanazawa)
1931年5月3日岩手県生まれ。拓殖大学卒。大学在籍時より船越先生に師事。1956年(社)日本空手協会の第1期研修生として空手家の道に入り、1957年日本で初めて開催された第1回全日本空手道選手権において、右腕骨折ながら足技(蹴り)だけで優勝した話はあまりにも有名。海外へ空手を普及する先陣を切ってハワイ、ヨーロッパ各国などで指導、世界の空手普及の基盤を確立。1978年國際松濤館空手道連盟を設立。現在、國際松濤館空手道連盟宗家・最高師範。「調和の哲学」に基づいた空手の普及発展に努め、今も世界各国で精力的に指導活動を展開。2002年NPO法人国際武道院(徳川康久会長:徳川慶喜公曾孫)より十段位を授与される。
主要著書『空手型全集(上・下)』『空手組手全集』(池田書店)、『空手六週間で強くなる!!』(福昌堂)、『我が空手人生』(財・日本武道館)、『Black Belt Karate』『Karate Fighting Techniques』『The Complete Kata』(講談社インターナショナル)、DVD『空手教則(初級編・中級編・上級編)』(クエスト)、 DVD『半月で錬る~空手の呼吸力~』(BABジャパン)、DVD『Mastering Karate(全9編)』(Rising Sun)など。